デジタル広告とは
インターネットで見ることができる広告を、総称してデジタル広告といいます。「インターネット広告」「ウェブ広告」「オンライン広告」など、いろいろな呼び名があります。
現代ではユーザーの生活スタイルに合わせたさまざまな広告戦略が実装されており、デジタル広告の分野は市場も拡大しています。
デジタル広告とメリット
デジタル広告とメリット アナログ広告と比べて、アプローチするターゲットを絞りやすく、その成果を数値計測できるため、随時ブラッシュアップを図れるという点で費用対効果が高いと考えられています。多くの企業にとって、必要不可欠なマーケティングツールになっています。
PPC広告とは
PPC広告のPPCとは、payperclickの略称で、表示された広告がクリックしたタイミングで費用が発生する仕組み、課金方法をもった広告を指しています。
PPC広告にはリスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告などが含まれます。
これらの広告も、クリックされたタイミングで費用が発生するためPPC広告の一部といえますが、それぞれ広告の「表示方法」によって名称がついています。
リスティング広告
インターネットで検索エンジンを使って情報を探しているときに表示される広告を、リスティング広告、サーチ広告といいます。
リスティング広告は、特定のキーワードや検索クエリに関連する広告主が設定した条件に合致する場合に表示されます。
表示される広告が検索の関心やニーズに合わせて表示されるため、ユーザーが求めている情報に関連した広告が表示されることが特徴です。
リスティング広告とディスプレイ広告の違い
リスティング広告は検索画面の上部に表示される広告ですが、ディスプレイ広告は閲覧サイトの広告枠に表示される広告ですので、表示される場所が違います。 リスティング広告は、検索キーワードに連動した型の広告ですので、ニーズが明確なユーザに絞って訴求することができます。
ディスプレイ広告
インターネット上のWebサイトやスマホアプリの画面上に出てくる広告を、ディスプレイ広告といいます。Webサイトを閲覧しているときに、画面上に表示されるバナー広告やポップアップ広告も、このディスプレイ広告に含まれます。
広告掲載する際は、出稿する広告のターゲットになる顧客を分析し、その顧客がよく利用するであろうWebサイトやアプリに広告掲載することで、多くの人に商品やサービスをアピールすることができます。
インプレッション
広告が表示された回数を把握し評価する
インプレッションとは、広告が表示された回数を表す指標で、ユーザーがWebページなどを見る際に広告が表示される回数をカウントすることを指します。インプとも呼ばれます。
インプレッションはあくまでも表示回数であり、広告が実際に見られたのか、クリックされたのかなどの指標は含まれません。広告の効果を評価するためには、このインプレッションだけではなく、クリック数や成果 コンバージョン など他のデータも一緒に考えることが大切です。
インプレッションを増やすには？
広告の効果を評価するために、インプレッションを改善する方法があります。
広告予算の増加
インプレッションの増やすために行う施策の１つが、広告予算の増額です。インプレッション単価が同じ場合は、広告予算を増やせばインプレッションも増やすことができます。
検索キーワード選定の見直し
インプレッションを増やす方法の１つが、キーワード選定の見直しです。競合となる企業やサービスと差別化を図るために、競合と異なるキーワードで広告を出稿するのも効果的です。
入札単価調整
広告アカウントでは、各検索キーワードに対して予算を設定することができます。キーワードごとに入札単価の調整を図ることは、インプレッションを増やす方法の１つとして有用です。
ビューアビリティ
インプレッション 広告が表示された回数 のうち、ユーザーが閲覧できる状態にあったインプレッションを、ビューアビリティと呼びます。
広告掲載した場合、すべてのインプレッションがユーザーに見えるわけではないため、この指標は広告の有効性を評価する上でとても重要です。
メディアの認定審査団体の基準によると、ディスプレイ広告の場合は、50%以上が１秒以上表示されることが必要であるとされています。
品質スコア
広告とランディングページのユーザーの検索意図との関連性を数値化して指標としたものです。キーワードに対する広告の品質を１〜10までのスコアで示しています。
SNS広告
時代に合わせたSNS戦略の１つ
SNS上で表示される広告を、SNS広告といいます。フィードやストーリーズ、インフルエンサーの投稿など、投稿の形式で表示されます。SNS広告はターゲットとなるユーザー選定ができるため、直接アプローチできるというメリットがあります。また、リターゲティングやハッシュタグを活用するなど、ターゲットの興味や行動に基づいて広告を配信することもできます？
国内でのユーザー数トップ６のSNSは、６大SNSとも呼ばれます。LINE、Instagram、Facebook、X、TikTok、YouTube 現代では動画でのコミュニケーションが主流になっています。
